目覚めの1曲

目覚めの1曲:Just the two of Us /  Grover Washington Jr.

ポイント

Spotyfyでご試聴ください。まだSpotifyをご利用でない場合は下記リンクから無料版のインストールをご利用ください。

お使いのプラットフォームに無料ダウンロード - Spotify

登録が済んだ後は右上のSpotifyのマークをクリックすると1曲そのまま視聴できます。


Winelight

夜っぽいですか?😄
Just the two of Us は邦題では「クリスタルの恋人たち」と言いまして、ビル・ウィザース、ウィリアム・ソルター、ラルフ・マクドナルドによる作詞・作曲です。で、ビル・ウィザースはこの曲でボーカルをやっております。ビル・ウィザースはR&Bのシンガーソングライターですが、とってもいい曲を書きますので、よろしかったら聴いてみてください。「クリスタルの恋人たち」って水晶人間ですか?それとも冷め切ったカップル?・・実に日本的ですねーー😄

でこの曲の演奏はGrover Washington Jr.のサックスを中心とする演奏なんですが、こういう心地良いジャンルをスムースジャズとか言うそうです。Grover Washington Jr.はその中心的存在だったわけです。

1982年に出たアルバム『ワインライト』収録曲で大ヒットし、グラミー賞ベストR&Bソング賞を受賞します。つまりボーカルが賞をとったわけですね。ビル・ウィザースが受賞。
しかしながら私みたいにサックスをやる人にとってこの曲はサックス演奏の名曲なわけでして、彼のこの曲でのアドリブをコピーして練習する方は多いかと思います。後半かなりのハイトーンを使うわけですが、その辺までコピーできればサックス演奏も一流ですよね。
技術的にも勿論お手本なのですが、なんといっても音色が美しいわけです。のちに登場するケニー・Gもそうなのですが、スムースジャズ系の演奏は、ゴリゴリのジャズではなく綺麗なトーンを武器にするわけです。綺麗な演奏なのでボーカルとの相性もいいわけですね。

さてスムースジャズ、そのルーツはフュージョンとされていて、1970年代半ばから後半にかけてのリー・リトナー、ラリー・カールトン、アル・ディ・メオラ、スタッフ、ザ・クルセイダーズ、ジョージ・ベンソンなんぞも多いに受けましたね。お仕事BGMでジャズ聴きたいって方にはこのへんを聴かれると、ノリノリで仕事がはかどります。
しかし聴きすぎると手が止まり音楽にはまってしまい沼に落ちます。気をつけましょう!

では通勤・通学いってらっしゃーい!

-目覚めの1曲
-