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テナー・サックスをやる方でカーク・ウェイラムを知らぬ方はまずいないでしょうね。彼のプレー・スタイルはコルトレーンのようなゴリゴリ・ジャズスタイルではなく、耳に優しいスムースジャズ (Smooth jazz) とも言われるスタイルですね。実はこのスムースジャズ (Smooth jazz) と呼ばれるジャズのスタイルこそ、日本人の言うところのジャズであることが多いような気がします。グローヴァー・ワシントン・ジュニア、ジョージ・ベンソン、ジョー・サンプル、ラリー・カールトン、スタッフ・・・・日本人が好むジャズのスタイルの筆頭がこれであると思うのです。彼はジャズ・ピアニスト、ボブ・ジェームスの耳に入り、彼のグループの前座を務めるようになった後、ジェームスのグループに入り、1985年にジェームスのアルバム『トゥエルヴ』に参加して頭角を現したわけですが、ホイットニー・ヒューストンのツアーにも参加して、あの大ヒット曲「オールウェイズ・ラヴ・ユー」のバックでサックスを取っているのも彼であるわけですね。要するにバック・ミュージシャンとしてもとても好かれているわけですね。
コレ聞いてテナーイイなーと思ったら、始めましょうよ😄
でこのスムースジャズと言われるところでのサックス演奏。耳には心地よく聞こえるわけですが、実際に演奏するとなると、はっきり言ってゴリゴリのジャズより相当に難しいです。いわゆるサックスのテクニックを使いまくらないといろんな表現ができないのですね。ベンド・アップとかベンド・ダウンとか、フラジオとか・・・え・・・!そうやるの!ってな難しいテクニック満載なのです。ウエイラムとかグローヴァー・ワシントン・ジュニアとか真似してやってみても必ず止まってしまうところが出てくるのですね。そうそう簡単には真似させてくれません😄ま、だからこそ面白いんですけどね。
彼はお父さんが牧師の家庭なので、ゴスペルやR&Bにも精通してまして、そうしたアルバムも実にカッコイイです。どのアルバムも聴きどころ満載で、心地よい沼に入り込むことでしょう😄でもテナー・サックスの音が好きならばグローヴァー・ワシントン・ジュニアと並んで是非押さえておきたい奏者です。
そうそう彼のテナーはカインベルトというメーカーの楽器ですが、プロと同じ楽器をぴったし合わせて同じ音が出ると思いますか?・・・答えは全く出ません😄!楽器は奏者の力量に合わせてくれるのです😄!!
カーク!いつまでもお元気で!!
通勤・通学行ってらっしゃーい!
私も色々と忙しい・・・・ヒョエーーー