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先日、ヘレン・メリルのジャズ・スタンダードの名曲をご紹介しましたが、今回は同じジャズ・ボーカルのスタンダードで有名なバードランドの子守唄です。カッコイイ ジャズ・ボーカル教えてと言われれば私ならばまずこの1曲ですね。まあ騙されたと思って聞いてくださいませ。。彼女の繊細な歌唱と見事なスキャットに惚れちゃう方もいるかもしれませんね。
この曲、スローテンポなバラード調の曲ですが、実は思いっきりスイングしている曲ですよね。この曲を楽器で演奏する時フラットに演奏するととっても味気ない曲になってしまいます。しっかりと裏箔にアクセントをつけてスイングして演奏るとたちまち生命力が出てくるんですね😄彼女の歌唱もしっかりと聞くと裏箔にアクセントがしっかりと付いていて、繊細なヴォイスコントロールと相まって、とってもブルージーな曲となってますね。でこの曲はいたってシンプルな曲ですので、間奏での楽器のソロが聞かせどころでもあるわけですが、これが結構難しい。どうしたら曲の雰囲気を崩さずにソロを入れられるか?というところですが、サラ・ボーンの場合はなんとスキャットでいくわけです!ここがなんとも彼女ならではありまして、めっちゃカッコよくないでしょうか??間違いなく声が楽器ですよね。参加メンバーもソロを入れるのですが、彼女のスキャットには誰も勝ってないですね。完全に食われています。ちなみにこのアルバムには例の天才トランペッター、クリフォード・ブラウンが参加していますので、それもお楽しみください。
ちなみにジャズ・ボーカルのもう1人のスター、エラ・フィッツジェラルドの歌唱と比べてみると面白いですね。彼女の歌唱はどちらかというと男性的で芯が太い堂々とした歌唱ですよね。ま好き嫌いになりますが、この曲に関しては私の場合はサラ・ボーンに軍配が上がります。以前にも言いましたが、こう言う比較して聴くジャズっていうのが1つの楽しみ方ですね。
台風の影響はいかがですか?すごい雨と風でした。。
今日は日曜日、たまにはジャズを聴いてみませんか?