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ジャズ大御所、ソニー・ロリンズの名盤、というよりジャズという歴史の中の大名盤『サキソフォン・コロッサス』の冒頭の名演奏です。当時としては珍しいアプローチでしたが、カリプソ風の明るい曲で、母親の出身地が影響しているようです。
何と言ってもこの曲、というかこのアルバム全体に共通しているのですが、神がかったアドリブ演奏が聴く者を圧倒します。サックスはコードをそのまま演奏できない単音楽器ですので、コードを分散してアドリブを取ったり、コード・スケールを使うことが多いのですが、そのお手本となるフレーズが川の流れのように見事に繋がっているのです。つまりはテナー・サックスを練習している人はまず間違いなくこの曲やこのアルバムに接して、サックスのアドリブを学ぶことになるわけです。
私は学生時代に友人からこのアルバムを借りて、1発でジャズにハマってしまいました。
それまではハードロックばかり聴いていたのですが、面白いのあるよというこの友人の勧めで聴いたわけです。
演奏のみというジャズの典型的なスタイルにも驚きましたが、何と言ってもアドリブパートの自由奔放さ、またこれが楽譜でやっているのではなくて、アドリブで一期一会の演奏だっていうこと、それに感動したのです。自分がテナー・サックスを始めたのももちろんロリンズとこのアルバムがきっかけでした。
技術的なことはさておき、この曲やアルバムを聴いてジャズに目覚める方は相当に多いと思います。
バラードの演奏もこれまたシビレまくりで、これをコピーした人もいっぱいいるんでしょうね。。
You don’t know what love isという演奏は、テナー・サックスという楽器の魅力を存分に表現していますね。
ジャズのアドリブって天から降って湧いたものではなくて、数え切れない練習の蓄積から溢れるもの。
ロリンズってどんだけ練習してんの・・・そう思いを寄せながらコピーするわけです😄
何はともあれ、ジャズに興味ある・・っていう方は必須必聴のアルバムですので、是非是非ご体験くださいませ!
今日は日曜日、休める人は思いっきり休もう!仕事のことはサザエさんが始まる頃に自然と向こうからやってくるのだ。
それまでは無心で楽しもう!家族と話そう!出かけよう!あなたの人生はあなただけのもの。誰に邪魔される理由はないのだ!
悩んで悩んで落ち込んでいたって明日は何も変わらないよ。だったら1日愉快に楽しもうじゃないの!
ロリンズの演奏のように豪快に行こうぜ!!