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５月は何かと疲れが出やすい時期ですよね。だるいというか今ひとつ乗らないというか・・
そんな時には焦ってはいけません。まずはまったりとする時間を作ってライ・クーダー聴いてください。彼の音楽を聴いていると、なるようにしかならないじゃん、風に任せて飛んでくか・・なんて少しはおおらかな気持ちになると思います。TVの旅番組とかでよく彼の曲が使われたりしますね。旅とライ・クーダー、実に相性がいいと思います。機会があれば電車旅でゆったりしながらライ・クーダー聴いてみてください。リフレッシュできますよ！
以前『Buena Vista Social Club』のお話をしましたが、そのキューバつながりで2003年キューバのギタリスト、マヌエル・ガルバンと連名で作った『マンボ・シヌエンド』というアルバムもオススメで、同作は第46回グラミー賞で最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受章したくらいの名作で、とっても良いアルバムです。
まあ彼の作品はどれもこれも素晴らしいのですが、祖国アメリカに留まらず世界各国の音楽のルーツに迫っていくところが彼最大の特徴ですね。キューバなどはその最たるものですが、日本の沖縄民謡にも興味を持った時期がありまして、喜納昌吉&チャンプルーズと共演したこともありましたっけ。タジ・マハール、キャプテン・ビーフハート、ジャッキー・デシャノン、ローリング・ストーンズ等々、いろんなバンドやミュージシャンとの共演も盛んでした。というのも彼はスライド・ギターの名手としても有名でピッキングも独特の透明感を出しますので、皆さん一緒にやりたがったのだと思います。ギターを弾かれる方はジャンルを問わず一度は彼の演奏を聴いてみるといいでしょう。こう言う表現できるんだ・・って思われることでしょう。
ライ・クーダーと電車旅・・どうか記憶しておいてくださいね。いつかあなたに最高の時間を与えてくれるでしょう！
通勤・通学行ってらっしゃ～い！