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聴いた途端に、あっ、サンボーンだ!ってわかる、音色と奏法にとっても個性的なのがこのデヴィッド・サンボーン。アルト・サックスをやる方にはある意味、神様みたいな存在ですよね。フュージョンとかスムーズ・ジャズにおける彼の影響というのは大変大きく、彼がこうしたシーンの方向性に重要な意味を持っていることは間違いないと思います。とっても綺麗なフラジオ奏法や、ファンキーなアドリブ。バラードでの歌うな音色は「泣きのサンボーン」とも呼ばれていましたね。下の映像でお分かりいただけるでしょう。
彼は幼少の頃、小児麻痺にかかり、医師の勧めでリハビリを兼ねてサックスをやり始めたそうです。指の訓練とか、いろいろとプラスの効用があるんでしょうね。逆に、こうした管楽器とか他の楽器にもあるのですが、急に演奏できなくなってしまう病気があるのはご存知でしょうか?「職業性ジストニア」と呼ばれる運動障害があるのですが、楽器はご存知のように同じ練習を数多くしますし、ましてやプロになるとその練習量は半端なく、そうした反復運動に脳が拒否反応を出してしうというのだそうです。完全な病気の解明はされてなく、治療法も確立されていない、ミュージシャンにとってはとっても恐ろしい病気であるわけです。私の知っている方もある日歯を磨いていたら口が閉まらなくなりサックス演奏がしばらく出来ないことがあったそうです。皆様ご存知の米米CLUBのメンバーのフラッシュ金子さんはこの病気でサックスをやめキーボードと作曲&指揮に変更しましたよね。彼の努力は本当に尊敬に値します。どんなに苦しかったことでしょうか・・。楽器とか懸命に練習して、筋肉痛ではなく急に手とか口とか震えたりしたら、すぐに練習を止めて休みましょうね。
さて彼はいろんなアーティストの作品に参加するわけですね。B.B.キング、ジェイムス・ブラウン、トッド・ラングレン、ポール・サイモン、ジェイムス・テイラー、マイケル・フランクス、リンダ・ロンシュタット、カーリー・サイモン、チャカ・カーン、イーグルス・・・とんでもない数だと思います。彼の音色がわかると、すぐに聴いただけでわかるでしょう。1980年に発表した『ハイダウェイ』、1981年『夢魔』とか彼のリーダー作にも名盤もたくさんありますのでアルト・サックスをやる方や、スムース・ジャズを聴くのがお好きな方は是非是非聴いてみてください。ただサックスを練習している方には要注意ですが、彼の吹き方は真似しないようにしましょう。ハスにマウスピースを加えるわけですが、見た目カッコイイのですが、これは彼が長年のキャリアの中で培った奏法で、サックスを学ぶ方が手本としても決して良い音は出ませんし逆にマイナスな方向に向かってしまいます。あ、そうそうもう1つ。彼の使うマウスピースとかセッティングとか真似したくなるわけですが、これも真似しても同じ音は出ません。結構お値段も高いマウスピースですのでご注意を!。鍛錬を重ねた後におためしくださいね😄
今日は台風の影響が全国に出ますので、最大限注意してくださいね。
私は偶然にも休みとなったので、作りかけの曲を進めたいと思います。
通勤・通学行ってらっしゃーい!