目覚めの1曲

目覚めの1曲:Invisible Touch / Genesis

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ジェネシス・・プログレ好きな方はもちろん、沢山のメガヒット曲を持っていますので、一般のロックファン、ポップスファンにもお馴染みのグループですよね。私も大好きで、最近BBCのライブアルバムのセットを買いまして、楽しんでおります・・・あれ・・最高っすよ😄

さてこのジェネシス・・他のプログレ・バンド同様、主力メンバーの脱退で何度か大ピンチを迎えるわけなんですが、その都度、起死回生の奇策を講じて危機を乗り越えるどころか、大きく成長していったわけです。他のプログレバンドはここまで成功しなかったですね。そこがなんとも他のバンドにはないバンドとしての意地みたいのがあって、個人的には応援したくなるバンドでありました。

1970年代、シアトリカルなプログレッシブ・ロックでキャリアをスタートしたジェネシスですが、後々様々な音楽シーンで大活躍するピーター・ガブリエルがボーカルとライブでの舞台演出をしたわけなんですが、いわゆるアート・ロックで唯一無二のライブを行ったわけですね。イエスがプログレで宇宙を舞台にした時に、彼らは森の中に舞台を広げ、メルヘンの世界を作っていったわけです。あまりにも個性的でしたけど、好きな人にはたまらない世界観だったと思います。

で、で・・なんとこの鬼才天才のガブリエルが脱退するのですが、誰しもこれでおしまい・・って思ったのです。岡本が抜けた巨人みたいなものですけど、このピンチに奇策を考えるのです。まー歌えるってことでフィル・コリンズがボーカルを担当して歌うことになるのですが、ライブでは親交のあったあのビル・ビラフォードがドラムをサポートしたんです。このころのライブをビデオで見ましたけど、歌の場面ではコリンズが舞台の前に出て歌いビルがドラムを叩き、インストの場面では2人でツイン・ドラムなんですね・・これが実にパワフルでカッコイイ!

でそれ以降、さらに、ギタリストのスティーヴ・ハケット脱退するわけなんですけど、今度はベーシストのマイク・ラザフォードがギターも担当するというトリオ編成となったわけです。ライブではダリル・ステューマーが参加し、マイクと同様楽曲ごとにギターとベースをやるわけです。今度はツインギターですよね。で1978年発表の『そして3人が残った』を出すわけですが、これがポップス色を深めてましてアメリカで大ヒットするわけです!コリンズの作曲の能力が花開いた時でコリンズはこれを契機に1980年代初頭からソロ活動もスタートして、ご存知のように「夜の囁き」「恋はあせらず」などを大ヒットさせたわけです。でグループは今日の曲でもあります『インヴィジブル・タッチ』を出すわけですが、これが世界的な大ヒットとなるわけです。で今度は1996年、フィル・コリンズが脱退するわけですが、後任のボーカリストとしてレイ・ウイルソンが入るんですね。まーそれ以降のお話は割愛しますけど、一度オリジナル・メンバーで再結成したりするわけですが、コリンズが脊髄を損傷して息子がサポート参加したり・・いやはやなんともバンド存続にかける執念は凄まじいものがありました。

会社も個人もいろんなピンチな場面ってありますけど、適材適所を見直して立て直し更なる進化を目指す!
負けない執念!・・・ジェネシスには素晴らしい活躍を体験させてもらいましたし、生きる勇気ももらいました。
現代の若い方々にも是非聴いていただきたいです😄

通勤・通学行ってらっしゃーーい!

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