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ビーチ・ボーイズとくればやっぱりベンチャーズでしょ😄
知らんわーーーなんて若い方に言われそうですが、日本のポップスやエレキ・ギターサウンドには計り知れない影響を与えたグループでしたよね。ほぼ毎年来日公演やってましたけど、2023はついに日本での公演は無い事になったそうです。残念ですよねーー。演奏するメンバーも聞く観客も・・・天国に行っちゃったのかもです。
さてサーフ・サウンドの元祖と言われたベンチャーズ、本当に多くのヒット曲がありますよね。
「急がば廻れ(ウォーク・ドント・ラン)」「ダイアモンド・ヘッド」「10番街の殺人」「パイプライン」「キャラバン」「ハワイ・ファイブ・オー」・・。で1966年に加山雄三さんの「君といつまでも」のカバーを日本で発表してヒットしたことがきっかけで、日本の歌謡界に関わる事になるわけです。個人的に思うには、ベンチャーズは日本が歌謡曲からポップスに変化していったきっかけなんじゃか?って思うわけです。アコギを中心としたサウンドからエレキを中心としたサウンドへの変化・・当たり前のようですが、こうした転機ってものがあったように感じます。
さて、銀座の夜景をイメージした「GINZA LIGHTS」が「二人の銀座」(和泉雅子&山内賢)としてリリースされてベンチャーズブームが本格化したわけですが、ギタリストにジェリーが入ってとんでもないことが起きるわけです。「京都の恋」「京都慕情」「長崎慕情」「雨の御堂筋」などの純粋な日本の歌謡曲を大ヒットさせたわけです。。これには日本の作曲家や評論家やいろんなプロの方や聞き手も驚嘆したんですね・・なんでアメリカ人が純粋な日本の歌謡曲を作れるんだ???って言われ、それを「ベンチャーズ歌謡」と呼んだわけですね。まあこうしたことはもう二度と起きることはないでしょう。
そうそう私は何度か来日公演聴いてみましたが、会場に行くと前のおばーちゃんが、もう50年毎年来てるんだーーって嬉しそうに話しかけているのが印象的でした。つまり多くの日本人の青春だったわけです!!会場は車椅子が入れるようにしているし、CDなんかも売っているわけですが、もう持ってるでしょ?って思うんですが、おじーちゃん&おばーちゃんはサインが入っているCDを買うわけです・・これが飛ぶように売れるわけです。それでライブなんですけど、メンバーも相当な高齢者なわけで、それなりの工夫が必要なんですが、会場の床に曲のコード進行を紙に書いておいていたのには感心しました(リズム・ギター)。記憶に頼らずしっかりとプロの演奏を聴かせる!なんかそこにプロの真髄みたいのを見たような気がしました。
ベンチャーズといえば「テケテケテケ…」のエレキサウンドですけど正式には「クロマティック・ラン奏法」、アンプのリヴァーブをフルにし低音弦をスライドさせて、トレモロ・ピッキングを行うって意味で「トレモロ・グリスダウン」奏法とか言われています。日本の鈴木茂さんとか寺内さんとか・・いろんなギタリストに影響を与えましたし、これがきっかけでエレキを買って始めたアマチュアの方も相当にいるんじゃないでしょうか?・・あの爽快感・・夏には最高っすよね😄
温故知新・・・たまにはベンチャーズで日本の歌謡史を振り返りましょう!
さあ月曜日・・頑張りましょう!
通勤・通学行ってらっしゃ~い!