George Benson / Breezin' です。ロックの世界ではギタリストが歌うことは当たり前ですが、ことジャズの世界では歌うギタリストっていうのはあまりなく(というか私は他に知らないです)、当時ジャズファンはびっくりしたものです😁
ソウル・ジャズやフュージョンの世界で知られてきたわけですが、この曲のタイトルでもあるBreezin'で一躍時の人となります。プロデューサーはトミー・リピューマでこのアルバムに収録された「マスカレード (This Masquerade)」で、ボーカルとスキャットを始めて披露したわけですが、ねっとりとしたボーカルとギターとスキャットがシンクロするところが実に大人っぽく、以後ボーカル曲も積極的に取り入れることになりブラック・コンテンポラリーの旗手の一人と認知されたわけです。
ギターはウェス・モンゴメリーの系譜を受け継ぐオクターヴ奏法が軸になっていると思いますが、歌はめっちゃソウルですね。ギターとスキャットがシンクロって言いましたけど、ベースのリチャード・ボナなんかは間違いなくベンソンの影響受けてますよね。本格的な歌唱ができるだけあってスキャットもカッコよくはまっているわけです。リンクしておきますね。
目覚めはBreezin'で決まりなんですが、夜はやっぱりこのマスカレードっすね。この曲はレオン・ラッセルが作曲していて、それも渋くて大好きですし、大昔カーペンターズがカバーしてまして、清純派のカバーもこれまた面白かったですね。ギターとスキャットがシンクロするところ、是非お聴きください。職人、プロっていうのはこういうレベルなんだと思うのですね。私もサックスで出だしをベンソンみたいにアドリブでやってみたりして、それなりに思い入れがあります。。。はい。
今日は月曜ですね。アーーー会社行きたくない!とか、学校やだーーー!とか思う日ですね。でも大丈夫!あなたには音楽っていう強い味方があるじゃないですか!Breezin'に乗って、自分だけ爽やかな月曜を迎えましょうよ😁
通勤・通学 行ってらっしゃーい!