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1970年に結成されたこのグループは、その時々でジャズ界に大変大きな衝撃を与え続けたグループでした。
ジョー・ザヴィヌル、ウェイン・ショーター、ジャコ・パスとリアス・・・Weather Reportの全盛期を飾ったこの3人の男たちはもうすでに天国に召されて行きました。天国でセッションしてるかなーー?
そういえばジョー・ザヴィヌル、ウェイン・ショーター以外は常にメンバーが入れ替わっていて、どのアルバムにどのベーシスト?ドラマー?ってわからないくらいの変動がありましたよね。
アルバムの曲によってもメンバーが違っていたりしました。でもここがジャズの本質なのかもしれないと私は思うのです。メンバーを固定して安定したグルーブを生み出すというロック・バンドのそれとは異なり、常に変化を求めてメンバーがコロコロ入れ替わり、それぞれがそれぞれのセッションの体験を生かして次の演奏をする。この変化こそがジャズのプレーヤーにとって命なんだと思うのです。
Weather Reportはメンバーが入れ替わるごとにサウンドが変化していって、またその新メンバーの曲や演奏を大きくフューチャーして新しい個性を生み出していきましたよね。いい意味で実に安定しないバンドでした。
ジャコ・パストリアスがベースに入り、ピーター・アースキンがドラムに入った時グループはさすがに固定するだろうと思いましたが、これも数年で変わりましたよね。。そしてジャコが亡くなったり・・・・
いやいや彼らの新作が出るたびにドキドキして聴きました・・・萌えました😄
日本に来た時もいっぱいライブ観ましたっけ・・。ショーターのサックスは宇宙に舞い、ジャコのベースは地底を揺るがしました。それぞれが全く違う個性を持ち寄り全力を出した時、とんでもないパワーが出るんだなーって感じたものです。会社って実はこれと同じなんじゃないかと思いました。違う個性の集まりだもんね。人事異動して化学反応が起こらないと意味ないよね。新しい波が生まれないとダメね。会社ってジャズ・セッションじゃん!
まあ、もうこうしたグループに出会うことはないでしょう・・・いつか天国で彼らのチケット買います。2万円で😄
通勤・通学いってらっしゃーい!