DTMで使用するおすすめのプラグインをご紹介していきます。
こうしたソフトシンセに限らず、DTM用のプラグインは悩みますよねーー。
何を入手しようか?この曲には何を使おうか?・・・逆にここがDTMをやる楽しみでもありますね。
しかし問題はプラグインの価格で、このDivaのように決して安いとは言えないものは購入を悩みますね。それが普通ですね。
その価格に見合うだけの価値があるのか?気に入ってずっと使えるか?ですよね。
そうした悩みは、まずはお試し使用することでほぼほぼ解決します。今では大手のプラグインは殆どこのお試しがありますので、まずは使ってから決めるのが一番だと思います。周囲の人がイイ!って言っても、その方の作る音楽とか音の趣向で入るいらないが全く違いますので。。。あとはYoutubeでメーカーの説明を見てみるとか、どなたかの動画をよく見て検討すればそうそう失敗はないかと思います。
さて、このu-he(ゆーへではなくて、ゆーひと読みます。ドイツです)社のDiva、さすが音楽の都ドイツでありますよね、歌姫というネーミングが粋であります。このu-he社、ソフトシンセを中心にエフェクトも出していますが、どれもが高音質・高品質であるのが特徴です。
でDivaですが、『ザ・ロック』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『バットマン』などで有名なあのハンス・ジマーが、”アナログ・シンセのテイスト”でシンセを作らないか?って、MiniMoog実機をu-he社に送りつけたことが契機となって開発されるのです。
そもそもアナログとデジタルの違い、わかっているようで?なところもありますよね。
思いっきり簡単に言ってしまうと、デジタルは1段1段登っていく階段で、アナログは段のないスロープであるわけです。
アナログは音と音との繋がりが滑らかで、そして階段より総面積が広いので太い音が出るわけです。デジタルがキレキレのダンスであるならば、アナログはソシアルダンスのような滑らかさと伝統を感じる・・・ってとこでしょうか。。で伝統的ではありますが、u-he独特の高級感・透明感のあるサウンドを持っていて、これがなんとも萌え・・・であるわけです。
そんなことでDivaは何年もかけて開発されるのですけど、普通、アナログ・シンセテイストで作るとなると、実機の名機を1つ想定して作り上げていくのですが、このDiva、なんとなんとMinimoog、 Juno60、 Oberheim OB-8 、Korg ms 20 ,Roland JP-8000という名だたるシンセ実機の名機を5つもモデリングして、1つのソフトシンセに入れ込んでいるのです!!
まあそれだけでもDTMerの心を揺さぶるわけですが、実はそれだけではないのです。
このDiva、なんとこの5つのシンセをモジュールごとに選択してオリジナルの組み合わせが出来るのです!!
下の画面をご覧ください。
VCFとエンベロープのパーツが最初の画面と違いますよね。
5VCO、5MIXER、5VCF、3ENV・・・この組み合わせが自由にできるんです。。
5❌5❌5❌3・・・つまり375通りのオリジナルシンセが作れるわけです。MinimoogのVCO、Juno60のVCF、Oberheim OB-8のENCV、Korg ms 20のMixer・・・のように夢のような組み合わせができるわけです!しかもu-heの高音質で。。このシンセの実機を5台そろえたら幾らになるでしょうか??・・・それを考えたらコスパ最高ですよね。
これは大量なプリセットの画面ですが、楽器別・お好み区分別・タグ別・テイスト別と仕分けされていて、参りました!ってとこですね。シンセの画面で細かく設定して自分の音を作っていくこともできますけど、まずはこのプリセットを聞いて微調整していく方のが時短になると思います。
シンセ演奏&作曲&演奏指導の著作などで有名な氏家さんのデモレビューがありますので、購入検討の方は是非ご覧ください。