続けてまたu-heです😄
このソフトシンセはDiva同様大変オススメのプラグインであります。
しかしながら、昨年11月をもって日本での発売は終わりました。Zebra3が開発中だからのようです。
Zebra3がどのような仕様かは不明ですが、このZebra2は飛び抜けて素晴らしいソフトシンセですので、ご希望であれば現在のところ本家u-heで購入するしかありません。。現在本家では「Zebra Legacy」という”Zebra 2 + The Dark Zebra”がひとつになったバンドルパックが発売されていて、従来のZebra 2にハンス・ジマー版のThe Dark Zebraそして本家で販売していた沢山のプリセット音源が全て付属しますので、以降の説明で気に入った方は本家で「Zebra Legacy」を購入されると宜しいかと思います。
まずはZebra 2であります(上の画面)。
一言で言えばワイヤレスモジュラーシンセで、モジュラーシンセがコンポ化されていて、結線はバックグランドでワイヤレス接続されています。モジュールは使用中にのみ表示されて、パッチンググリッドにオシレーターを追加すると左側に表示され、LFOを使用すると右側に表示されます。これが瞬時に現れまして実に見事なプログラミングであります!
で更に驚きはパフォーマンス・パッドという機能がありまして、XYコントロールで最大64のパラメーターをコントロールできるのです。一般的なモーフィングっぽく見えますけど、音を前後左右に動かすのではなく、いろんなパラメーターをXYコントロールして動かすのです。。なので想像もつかないような劇的な音の変化が起こるのです!
これ、ライブアクトで使ってもすごくいいですよね・・・。
さてこのZebra 2、ハンス・ジマーからオファーがあって、DARK KNIGHT で使われることになりまして、サウンドトラック100%をZebra2 で作ったのです!The Dark Zebraというもう一つのZebra 2は、ハンス・ジマーがこのDARK KNIGHT で使われたバージョンであるわけです。実際The Dark Zebraには映画で使われたプリセットもいっぱい入っていて、これだけでもDTMerは喉がなってしまいますね。でZebra2 はアナログのエッセンスを取り入れたらもっと良くなると言われMOOG minimoog model D が送られてきたのは前回お話ししたとうりで、これがDivaに繋がるのです。
「Zebra Legacy」に同胞されているハンス・ジマー版のDark Zebraの画面です(下図)。
デザインをほぼほぼ同じように見えますが、下段にDiva のVCFを組み込んだり、GlobalのFXがあったり、細かいところにハンス・ジマーのこだわりが組み込まれています。
Youtubeを見るとジマーはこのThe Dark Zebraがお気に入りのようでよく出てきます😄
またZebra2はCPUに優しくDTMしやすいところもいいですね。
中段に4つのオシレーター別のコンポーネント・フローが表示されますので、シンセの仕組みを理解していくにも便利ですよね。
ここでこれを入れると音がこうなるんだーとか、よく理解できると思います。
ともあれ、氏家さんのデモをご覧ください。圧倒的なパフォーマンスに驚きます。
私は何か作ろうとするときはまずこのThe Dark Zebraを立ち上げて、まずは宇宙に飛んでいきます。
そしてしばらく宇宙遊泳しながら何をしようかと作戦を練るわけです😄
僕らは前澤氏のように個人的に宇宙に行ける人はまずいないと思います。でも宇宙行きたいっすよね!
じゃーこのZebra2、he Dark Zebraで行きましょうよ!誰でも5秒でいけますんで。
少し宇宙への行き方を特別にご紹介しますね。まずは下のプリセットの画面をみてください。
Bankというカテゴリーの中段にThe Dark Zebra, The Dark Zeba Best ofとありますので、ここのプリセットに行ってください。ここのプリセットはジマー先生が映画で使用したプリセットがあります。面白いのはサウンドだけでなくてシーケンスが組み込まれているプリセットが多いことで、左手で低音やコードを押して、右手の指1本で中高音部のどれかのキーを押すだけで、面白い宇宙サウンドや劇場サウンドを体験することができます。あとはみなさんの工夫次第でいかようにも変化するのです。
しかし上段にall presetstってありますが、4431・・・・・とても在命中に全部体験できませんね😄!!
何れにしてもいろんなジャンルのいろんなサウンドを作ることができますので、ソフトシンセのメインとして使う価値が十分にあると思います。おすすめ中のオススメ!