目覚めの1曲

目覚めの1曲:Without You / Harry Nilsson

ポイント

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Nilsson Schmilsson

もう少し長生きしてほしかったな・・、もっと聴きたかったなぁ・・・っていうアーティストいますよね。
私はこのニルソンはその1人です。彼はアメリカのシンガーソングライターで「うわさの男」、「ウィザウト・ユー」(1972年全米・全英No.1)、「ワン」、「アローは友だち」、「孤独のニューヨーク」なんていうヒット曲がありますが、甘く哀愁のこもった歌声で「七色の声を持つヴォーカリスト」なんて当時言われていました。音域が広いというのもあるのですが、いろんなタイプの声を出せたんですね・・え?これニルソン??って間違えるほど声を変えられたんです。このWithout Youなどはその典型で、サビの部分の声が別人に聞こえますよね。ハイトーンという以上に声質が変わるわけです。これって結構凄いことですね。あまりそういう方は聴いたことないです。

彼がデビューした時、ジョン・レノンがニルソンの元に国際電話をかけ、「You are great!」と、賞賛したというエピソードはあまりにも有名ですが、それほど彼の声とコンポーザーとしての力量は認められていたわけです。ある時、ポール・マッカートニーの代わりにビートルズに加入するなどの噂が流れたりするほどですからね。そうそうアルバムの曲を聴くとポールが作った?ってくらいに雰囲気が似ているものがありましたっけ。また「うわさの男」という曲が映画『真夜中のカーボーイ』の主題歌に使われ大ヒットしたり、「ワン」という曲がスリー・ドッグ・ナイトにカバーされてヒットしましたね。いい曲書くんですよ!でもね、その後アルコールと薬に溺れ喉を痛めて52歳で亡くなってます。

ホント、うっとりするような声でしんみりと歌われると癒されますよね。。
しんどい時、是非聴いてあげてください!

通勤・通学の方、行ってらっしゃーい!

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