ポイント
Spotyfyでご試聴ください。まだSpotifyをご利用でない場合は下記リンクから無料版のインストールをご利用ください。
お使いのプラットフォームに無料ダウンロード - Spotify
登録が済んだ後は右上のSpotifyのマークをクリックすると1曲そのまま視聴できます。
ライ・クーダーはミュージシャンとしてもプロデューサーとしてもリスペクトな存在なんですけど、彼がキューバに旅行した時、キューバ国外にはほとんど知られていなかった老人ミュージシャンとセッションを行ったんですね。そのアルバムが1997年に出され、1999年にはその様子をドキュメンタリー映画にしたわけです。それをブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブっていうわけですが、そのメンバーの中核がこのイブラヒム・フェラーという歌い手なんです。
キューバ音楽はそれまでも色々と聴いていて大好きだったのですが、こうした昔のミュージシャンの存在は知らなかったのです。それをライ・クーダーが世界に紹介したのですね。ラテン、クラシック音楽、黒人音楽が交差し、陽気で快活な音楽なんだけど根底にあるのは人生の悲哀。甘くて切ない。で、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブは世界中をツアーしたのですが、その時ライブを観たのです。最初で最後かと思ったので。。でこのイブラハム・フェラー爺の歌声を聴いたわけですが、自然と涙が出てくるわけです。悲しいんじゃなくて、心を揺さぶるような歌声で感きわまるって感じでした。私が音楽で感動した最高の瞬間でした。今でも忘れません。人間の声って人生そのものなんだ・・って思ったわけなのです。このブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブには素晴らしいメンバーがたくさんおりましたので、是非是非機会を見てお聞きください。特にオマーラさんはこれまた感動的な歌声なので是非!イブラヒム爺とのデュエットも実に素晴らしいですよ。実にこう言う年寄りになりたいですねー!!キューバの音楽って踊るだけの音楽ではないってことを皆さまに知っていただけたら幸いです。キューバの音楽はあなたの人生を癒しそして豊かにします・・間違いなく。
通勤・通学の方、お疲れ様です!!