目覚めの1曲

目覚めの1曲:WARARASE / 森山威男

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1945年生まれの日本を代表するジャズ・ドラマー。
東京藝術大学打楽器科卒業して、山下洋輔トリオでのプレイで世界的に評判になりました。1969年に山下洋輔トリオに参加したわけですが、同時のメンバーは山下洋輔(p)、中村誠一(ts, ss)、森山威男(ds)。誠一さんは大好きなサックス・プレーヤーですが、この中村さんの代わりに1972年に入った坂田明(as, cl)さんが加入したことでこの山下洋輔トリオにフリー・ジャズの火がつきました。1974年に山下トリオはヨーロッパ・ツアーをするのですが、メールスで1時間におよぶスタンディング・オベーションを受けたのがあまりに有名ですね。もちろんヨーロッパ各地で爆発的反響だったわけです。

山下洋輔に参加していたメンツが揃ったライブがこんな感じですが、いかがでしょうか?😄
イヤーーーーわからん?ってな方がほとんどでしょうが、理屈で考えてはいけないのです。メロディーなんて追ってはいけないのです。ただただほとばしる音の洪水に身を任せ、魂を離脱させるのです😄!!
この森山さんのドラム演奏ですが、1977年に森山威男カルテットを結成して森山威男(ds)、高橋和己(ts,ss)、板橋文夫(p)、望月英明(b)ってなってからが実に素晴らしく、新宿のピット・インで数え切れないくらいライブを聴かせていただきました。唖然として声も出ないくらいの迫力で聴くものを圧倒し、バスドラは地球のマグマを揺り動かすのです。

でなぜかこの森山さんの男らしい激しい演奏がおばさんたちに評判になって、いつの間にかクラブのライブの最前列はおばさんたちに占領されることになったのです😄。いやーーこのど迫力な音量をもろに受けるわけですから、日頃相当にストレスあるんだべなーーって思うわけですが、汗が飛び散る男のドラム演奏を楽しむって、実はめちゃくちゃ正論な音楽鑑賞法で、頼りないお父さんへのアンチテーゼなんでしょうね。

むしゃくしゃするときはジャズのライブハウスで大音量を浴びましょう!
で、なんであたいが、あんな男にメシ作らなにゃあかんねん!
っていう日頃の鬱憤を晴らしましょう!
世界の平和のために😄

通勤・通学行ってらっしゃーい!

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